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か行



買戻し

信用売りを行っている投資家が、反対売買(信用売りの買戻し)により信用売りを返済すること。

貸株代り金

貸株(新規)申込みに伴い、証券会社よりその貸株の担保として受入れる当該貸付株券の価額(貸借値段×株数)に相当する金銭のこと。貸株代り金は、貸付実行日に証券取引所の決済機構を通じて証券金融会社が受入れる。


貸株代り金金利

貸株を受けている(貸株代り金を差入れている)証券会社に対し証券金融会社が支払う金利のこと。金利は貸付日から返済日まで毎日支払う。

貸株残高

貸借取引における貸株の残高のこと。

参照:差引残高

貸株超過銘柄

貸株残高が融資残高を上回った銘柄のこと。「株不足銘柄」ともいう。証券金融会社は、貸借申込み終了後に生じた貸株超過銘柄および超過株数を公表し、追加申込み(前日の申込みの取消しを含む)を受付けて、超過株数の減少を図ると同時に、株券調達のための品貸し申込みを受付ける。


貸株料(貸借取引貸株料)

証券金融会社が貸株先証券会社から徴収する株券の貸付料のこと。平成14年(2002年)5月新設。

参照:品貸料

期日(弁済繰延期限)

貸借取引、信用取引を弁済しなければならない期日のこと。貸借取引の期日は原則として貸付日の翌日だが、6ヵ月まで期日を延長することができる。制度信用取引の期日は6ヶ月、一般信用取引の期日は証券会社と投資家の間で合意した内容による。

逆日歩

品貸料をご覧ください。

食い合い

社内対当をご覧ください。

権利処理

貸借対象銘柄に付与された配当金や新株予約権等(追加発行された株式を株主として受ける権利等のこと)を証券金融会社が貸株を受けている証券会社に提供させ、融資を受けている証券会社に移転する事務処理のこと。
証券金融会社に差入れられた融資担保株券等は投資家が信用取引で買付けたものであるから、これに付与される権利は投資家が取得することができ、これらの株券を借りている者は、本来の所有者に権利を提供しなければならないことから、このような処理が行われる。融資担保株券のうち貸株に充当していない株券は証券金融会社が保有しているため、証券金融会社が融資を受けている証券会社に代って権利を確保する。
しかし貸株充当分については、貸株を受けている証券会社は株券を売却してしまっており、その権利を提供することはできないため、実際には現金配当金以外の権利も金銭に換算して授受される。


権利処理価額

貸借銘柄に付与された新株予約権等(追加発行された株式を株主として受ける権利等のこと)を金銭に換算する場合の1株当りの価格のこと。融資残高が貸株残高を上回っている場合は、証券金融会社が確保した権利を対象に、融資を受けている証券会社から引受申込みを受け、すべて引受申込みにより消化された場合には算式(1)により、また残余が生じた場合には、その残余分の権利を入札により売却処分して算式(2)より算出する。

(1)引受申込みにより全株消化した場合
旧株券の権利付売買最終日の最終値段 -〔旧株券の権利付売買最終日の最終値段 + 払込額〕÷(1+新株式割当率)…(1)
※払込額…新株1株の有償払込額 × 新株割当率
(2)売入札を行った場合
落札総代金/落札株数 × 新株割当率…(2)

参照:権利処理

権利入札

権利入札をご覧ください。

現引き

信用買いを行っている投資家が、信用買いの返済をするために、証券会社に信用買い株券の買付代金相当額を引き渡して信用買い株券を引き取ること。

現物取引

信用取引をご覧ください。

現渡し

現引きとは逆に、信用売りを行っている投資家が、信用売りの返済をするために、信用売り株券と同種同量の株券を証券会社に引き渡して、信用売付代金相当額を受け取ること。

更新差金

貸借取引は貸付実行日の翌日が返済日で、証券会社が返済申込を行わなければあらためて借入れ申込みを行ったものとみなし、これを毎日繰返すしくみになっているが、この毎日の貸付けはその日の貸借値段により行われる。このため、申込みとは無関係に貸借値段の更新により融資金額、貸付株券の価額(貸株代り金の所要額)が変動する。そこで、証券金融会社と証券会社との間では、この貸借値段の更新に伴う融資または貸付株券の価額の増減分を毎日次のように授受しており、これを更新差金という。

融資の場合 貸株の場合
株価値上りの場合 貸増し 貸株代り金の追加徴収
株価値下りの場合 一部返済 貸株代り金の一部返済